午前中、仕事で京浜蒲田駅周辺。かつては町工場が蝟集する街、昭和30年代は電球生産がメインで、近所の工場から請け負って内職する家庭もたくさんあったという。
その電球製造過程で真空ポンプが必要になり、ポンプを作り始めた企業があった。紙幣計算用途で世界的にヒット。今でも、金融機関のATM装置には必ずその会社のポンプが入っているんだとか。手術時の麻酔ガス吸入用のポンプでも、ある大学病院を除いて、99.99%のシェア。なぜその大学にだけは入らないのかという、面白いエピソードも聞いた。障害者や高齢者のリハビリ用に研究されているパワード・スーツ用の小型コンプレッサーなども作った経験があるという。
日本のものづくり企業は、こんなところでどっこい生きてますという話。
コメントテスト。
それ、何処の会社?
三津海製作所っていう従業員30名足らずの小さな会社です。