昨日は友人が支配人をやっているホールのイベントで、「山崎バニラの活弁ワールド」というのがあり、招待していただいたので見に行った。日にちを勘違いしていて、出かけるのが遅れてしまい、第二部の「無声映画『カリガリ博士』ピアノ弾き語り」にようやく間に合ったのだけれど。

山崎バニラという人のことは、NHKの何かの番組にコーナーをもっていて、ものすごいアニメ声で印象に残っていたが、ナマを見るのは初めて。なかなか多彩な芸人さんだ。テレビでは金髪のウィッグ姿が多いが、『カリガリ博士』の活弁でウィッグを外した姿は、ふつうの女性である。

『カリガリ博士』は映画史にその名を残すドイツ表現主義の怪奇映画だが、全編を見るのは初めてだった。バニラのピアノと巧みな台詞回しはまったく違和感がない、というか、臨場感溢れて楽しめた。映画それ自体も、デフォルメされた幾何学形を多用した舞台美術は、カリガリ博士の崩壊する精神世界を象徴するようで、その意匠はけっして古さを感じさせない。

一緒に見た友人夫婦と新宿で軽く飲んで、深夜帰宅。

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